品物の真贋問題というのは、非常に厄介な問題です。
というのは、ブランドと正規に契約し、製造している工場が多くあるので、
本物が実際に流れています。
実際に
製造している工場から流れた商品もあること。
更には、製造している工場が納品個数より多く作り、流している場合もあること。
問題として
デザインの型が本物で、生地が異なる場合
デザインの型が本物で、生地も本物、でも加工会社が違う場合
デザインがコピーで、生地は本物の場合
デザインがコピーで、生地も代替品の場合
(生地が本物とは、同じ会社で生地を仕入れた場合)
このようになってくると、本物度~%という感じになってくるわけです。
ただ、真贋について色々と調べた結果、私自身の考えとして、
『正規店で販売していない限り、本物と言えない』という考えにいたっています。
というのは、
生地や縫い方によって『本物!』と判断できる方もいると思いますし、
工場見学をして明らかに『本物!』と思える状況もあると思いますが、
しかし
実際のところ、『本物』である客観的な証明ができないんですよね。
生地がよく、縫い方もしっかりしているから『本物』である客観的な証明にならないし、
さらに、工場の人や非正規の販売の人が『本物です』と言ったから、『本物』であるという証明にもならないわけです。
しかも、製造工場に、『流れた品物は本物です』という証明書を頼んでも、もらえないですからね。
仮に、ブランド品を扱う場合、これらの点について考えておく必要があると思います。