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2012年08月19日

中国仕入れ:オーダーメイドをする際の注意点

オーダーメイドをする際、注意しなければならないの一つは、
製造側と「同じ議題で話をしているか?」ということです。


仮に「服を製造したい」場合、少なくとも服を製造していると思われる会社に連絡するわけです。


そこでも、オーダー側と製造側において、認識の違いが発生しやすくなります。



最初の段階では
オーダー側にとって、連絡した製造側が製造できるか?ということが焦点



製造側にとって、製造できるのは当たり前、実際何をどう作るか?ということが焦点


この焦点の違いも、かみ合わない話をうむ一つです。



少なくとも「服を製造したい」とするならば、
<どのようなデザイン、材質、サンプルの有無、単価、個数>は準備しておく必要があり、
その準備をしておけば、焦点の違いもすぐに修正することが出来ます。


他にも


オーダー側の認識や知識不足からくる認識の違いもあります。



例えば、<とにかくプラスチック商品を作りたい>というオーダー側


<プラスチックも色々な材質があるので、どの材質を使うの>という製造側


「この材質はどうです?」と製造側が言ったところで、
オーダー側にとって「その材質ってどうなの??」というかみ合わない議論になりかねないし、あまりに知識不足が前面に出すぎると、


製造側から、「少し要望をまとめて、出直してきてね」という話にもなるわけです。


そのため、細かな材質が分からなくても、その材質での用途、製造目的とあっているか、強度など



製造側に質問して、どんどん答えを引き出す交渉をしないと
・購入側の要望が固まっていない
・購入側がその製造したい商品の状況が分かっていない
・冷やかし



という判断を製造側が下し、その購入側を重視していないということがあると思います。


オーダーメイドをする際は、しっかり準備をした上で、製造側と「同じ議題で話をしているか?」
時には、議題を強引にでも引き戻すぐらいはしていく必要があります。