中国の方や日本の方と交渉を行う際、絶えず考えているのは、表現力と理解力です。
「1を聞いて、10を知る」ということもあれば、
「1を聞いて、5を知る」ということもあります。
逆、「10を伝えて、1伝わる」ということもあるわけです。
これは、相手がどうこうという話だけではなく、私自身が適切な表現ができ、理解できているか?という問題でもあります。
というのは、表現と理解との間において、こちら側での表現力と理解力、相手側での表現力と理解力、という4つの事柄があります。
その中で、こちらの努力でどうにかなるのは、こちら側での表現力と理解力になります。
表現力の面でいえば、
例えば、こちらが1=1と意図して伝えても、
相手が1=2?と理解してしまった場合、こちらの表現がまずいということになります。
つまり、どんな理解力を持った相手であっても、こちらの意図と同じ理解ができていないと、こちらの表現力に問題があることになります。
こちらの意図が相手に伝わることが、目的ですから。
その目的を達成できない方法=表現は、どんなに良い方法=表現と自分が思っても、ダメってことです。
でっ、次に理解力について
これは、相手の表現力を的確に理解する力です。
当然、相手によって表現方法は異なりますし、得意分野と不得意分野でも理解力が異なります。
その中で理解力を発揮するためには、質問力が必要だと思っています。
つまり、何が分かっていて、何が分からないのかという理解から、その分からないことをどう質問するか?ということ。
仮に、分かっていると自分が思っていることでも、表現を換え自分の理解による表現で、相手に確認するようにしています。
特に、質問や確認をする際は、まとめてするようにしています。
分けて質問や確認をしてしまうと、相手の時間を邪魔してしまうので、気をつけています。