納期を守るということは、ビジネスをする上で、重要な項目ですよね。
仕入れの場合、いつまでに仕入れて、いつまでに販売するという計画といった場合、
いつまでに完成して、発送にどのくらいかかるといった情報はカギになります。
中国で仕入れを行ってきた自分の感覚というか経験で言えば
<納期はある種の参考の日程>
すでに在庫がある商品の場合、納期が大幅にずれるということは、まずありえません。
ただ、オーダーメイドとかOEMといった場合、納期というのは流動的な要素を多く含んでいます。
複数の作業工程の内、一箇所でも止まると他の作業にも影響が出ますからね。
仮に、以下のような状況の場合
中国側「納期は、2週間後で発送できます!」
次に「~~の理由で、もう少し遅れる」
との連絡が来たとしますよね。
中国の場合、よくあるのが納期当日とか、納期の前日に「実は。。。遅れます」といった連絡があることが多いです。
ギリギリまで間に合わせようという意図があるとは思うのですが、個人的には「遅れそう」と分かった時点で連絡が欲しいかったりします。
でっ、遅れると連絡があった際、
『3~4日が納期って言ったじゃないですか!!』というのは、アウト!!
言ってもいいのですが、言い過ぎては絶対にダメです。
担当者と製造部というのは、基本部署が違いますから。
担当者にガリガリとプレッシャーをかけまくるより、味方に引き入れるような形、
時には、恩を売る形を取った方が、製品の品質が安定すると考えています。
納期も重要ですが、品質も重要ですからね。
納期を重視するあまり、品質が低下してしまっては、元も子もないですからね。
製造をする際、途中途中で
『製造の方は、大丈夫?』といった形で、連絡をしています。
・何か遅れるとか問題があるといったことを早めに把握できるという点
・ちゃんとチェックしているよという事を知らせるという点
オーダーメイドとかOEMを行う場合、余裕を持った日程をお客様に伝えており、
私のほうで想定した予備日内に収めるようにはしています。
個人で、取引をする際、余裕を持った形で、取引をするといいと思います。