商品の仕入れを行い、到着後確認をしたら商品が破損していたということがあるかもしれません。
私のところ
<中国店舗> → <上海集配センター> → <日本のお客様>
<上海集配センター>で検品を行います。
中国国内で、検品を行うことで、商品に破損などの問題があった際、迅速に対応することが出来るためです。
ここで、以前、ある中国のショップと問題になった話を書いてみたいと思います。
事件!!
<中国店舗> → <上海集配センター>
上海集配センターで荷物の確認をした際、個数が2つ足りないという状況が発生しました。
当然すぐに<中国店舗>に連絡をしました
「個数2つ足りないから、再送して欲しい」
がっ<中国店舗>の返答は
『足りない訳がない、何度も確認したから』
大部分の中国の店舗では、このような反応はしないのですが、一部店舗では、『お客がウソをついている』という前提で反応をしてきます。
まぁ~ウソをつくお客も少なくないのかもしれませんね。
そのような時は、感情的にならず、極力客観的なデータを基に話をしていきます。
発送時での重量と到着時での重量に差があるのかとかね。
そのように話を進めたのですが、店舗側の『足りない訳がない、何度も確認したから』ということで、タオバオに調停を申し出ました。
売り手と買い手で問題が発生した場合、タオバオが調停をするというサービスがあるんです。
調停の結果は、<買い手が商品を受け取る際、運送会社の従業員の前で、中身を確認し、サインをすべき! 受け取りのサインをした後では、買い手側の責任>という公式見解がでました。
その際、タオバオ側に聞いたんですよ。
「1個や2個の商品の場合、荷物を持ってきてくれた運送会社の方の前で、確認は可能だろう。しかし、商品が100個とかの場合、その裁定は非現実的だろう」と
がっ、タオバオの公式見解は変わらず
<買い手が商品を受け取る際、運送会社の従業員の前で、中身を確認し、サインをすべき! 受け取りのサインをした後では、買い手側の責任>
そのようなこともあるので、個人で仕入れをされる際、商品の破損対応には、本当に注意が必要です。
ちなみに、不足した2点の商品の代金は、私のほうで負担しました。
お客様にはご迷惑かけられないですからね。
それにしても、タオバオの裁定には、本当にびっくりしました(苦笑)