私の専門は中国歴史で、研究の道に進もうと思っていて、中国に留学をしました。
その際、中国のアドレナリン全開の社会の活気に当てられて
『負けてられないな!今のことをまず知らなければ!!!』
ということで、中国生活がスタートしたわけです。
この『契丹国志』というのは、唐末の五大十国時代に騎馬民族の雄として、勇名を馳せた契丹の歴史書。
契丹は、宋の時代に北方にあった遼の前身に当たる名称で、契丹の歴史を調べる際、『契丹国志』は、『旧五代史』『新五代史』『遼史』にならぶ資料というか、一段落ちですが、必須資料ですね。
でっ、大学時代、『旧五代史』『新五代史』『遼史』は手に入れていたのですが、『契丹国志』は手に入れることが出来なかったんですよ。
中国に本を買いに行った際も見つけることができませんでしたね。
まぁ~、大学の図書館で借りることができ、研究には支障がなかったのですが、ずっと欲しいなぁ~と思っていました。
『契丹国志』で、単独で本になっているのは、上海古籍出版社というところが1985年に7000部発行したもので、今絶版になっています。
恐らく7000部発行した後、絶版になったんだと思います。
今更、必要はないといえば必要はないのですが、中国の古書街などに行くと反射的に上海古籍出版社の『契丹国志』を探してしまうほど、愛着がありました。
でっ、今回なんとなく見ていたら『契丹国志』を見つけたので、買ってみました。
これも縁ですかね。
漢文の読み方を忘れていたりしますが、今読むと何か新しい発見があるかもしれないと密かに期待しています。