中国で生活すると実感すると思うのですが、市場など値段が表記されていない商品が陳列されていることが多々あるわけです。
そのような時は、当然、『これいくらですか?』と聞くわけです。
つまり、『いくらですか?』と聞くことがデフォルトになっているんですね。
お店の方が「~~元です」という返事があって、値段交渉に入るのですが
ここで、二つの返事があるんですよ
一つ目は「安くして~~元ですよ!」または「そのまま」というパターンと
もう一つ目は「いくらまで出せる?」というパターン
「~~~元ですよ!」というように金額が設定されているパターンの方が、楽。
つまり、「~~~元」が交渉の開始位置になるわけです。
がっ、厄介なのは「いくらまで出せる?」というパターン
自分がその品物に関して、ある程度の知識(他のお店がいくらとか)があれば、このパターンは、割引の余地が大きくあるので、チャンスなのですが、その分野の知識がない場合、「いくらまで出せる?」というパターンは非常に厄介です。
最初にお店の方が、「100元」といって、値引きの余地があるサイン「いくらまで出せる?」とお店側が言っている場合、
仮に、お店側が70元で売っていいと思っていても、買い手側が『80元なら買ってもいい』とお店側に伝えると、
値段交渉は、100元から始まり、最終的には、80元近くまで落ちて、購入という流れ。
買い手側が『80元なら買ってもいい』と伝えて、最終的な値段が80元を下回ることはないですからね。
お店側から「いくらいまで出せる?」と聞かれても、すぐに『~~元までなら買う』と伝えない方が良いことになります。
主導権をお店側に渡さないようにする値段交渉が必要ですね。